テクスト研究学会

Japan Society of Text Studies

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『テクスト研究』について

『テクスト研究』 発行に関する情報

2004/7/7  幹事の先生方へのヒアリングを終えて内容を確定しました。
2005/1/10 一部内容を修正しました。
2009/03/25 一部内容を修正しました。(執筆規定6の(4)に項目追加)
2009/08/28 発行日程を変更いたしました。
2010/03/10 一部内容を修正しました。(執筆規定4の変更)
2013/12/23 一部内容を修正しました(執筆規程7の変更)
2021/05/28 執筆規定の追加・修正
2022/04/9  発行規定とFAQ集の追加・修正

 ◆  発行規定
 ◆  執筆規定
 ◆  会員向けQ&A


『テクスト研究』 発行規程 

2022/4/9 追加・修正

1.(名称)本誌の名称を下記のとおりとする。
『テクスト研究』Journal of Text Studies

2.(発行日程)本紀要は2004年12月に初号を発行し、以後、原則として年刊で発行する。発行までの日程は原則として下記のとおりとする。

  • 9月末  投稿原稿締め切り 
  • 1月末  審査結果通知
  • 2月末  修正原稿締め切り
  • 3月末  刊行

3.(媒体)本誌は印刷版・電子版の両媒体で刊行する。

4.(投稿資格)本誌への投稿はテクスト研究学会会員に限る。また、投稿資格は大会において発表した者のみが有し、投稿内容は発表内容に準ずるものとする。ただし委嘱原稿についてはこの限りではない。

5.(構成)本誌は下記の内容をもって構成するものとする。
(1) 研究論文(投稿論文・委嘱論文)
(2) 書評 
(3) その他

6.(論文要件)すべての投稿論文は下記の要件を満たすものとする。
(1) 他の媒体において未発表の論文であること。
(2) 投稿時に内容・書式において完全な原稿であること。
(3) テクスト研究に関連する内容であること。
(4)大学院学生もしくはそれに相当する学生は、事前に指導教員(あるいは他の専任の教員)に投稿論文を一読してもらい、指導・助言等を経て行なわねばならない。投稿に際しては、その教員の氏名、所属機関、メールアドレス(もしくはファクス番号等)を明記するものとする。これを欠いた論文は受理しないので注意すること。

7. (学会紀要編集顧問) 会長が会員から若干名を選んで委嘱する。編集顧問は必要に応じて本誌の編集・企画に助言を行う。編集顧問は任期を定めない。

8. (編集委員)会長が会員から若干名を選んで委嘱する。編集委員は、編集作業に関する事務・査読委員の委嘱・査読結果の取りまとめ・論文採否の最終決定などを行う。編集委員の任期は2年とし、再任を妨げない。

9. (編集委員長) 編集委員の中から互選により選出する。

10. (査読委員) 編集委員長が毎号の投稿論文の内容をふまえて学会内外より若干名を選んで委嘱する。査読委員は所定の手順に従って投稿論文の査読・審査を行い、結果を編集委員長に報告する。査読委員の任期は当該号刊行日までとし、再任を妨げない。

11.(査読結果の通知)投稿を受け付けた論文は、編集委員会によって、次のように分類され、速やかに申込者に連絡される。
  「A−そのまま採用」
  「B−修正条件付き採用」
  「C—修正により研究ノートとしての採用」
  「D−不採用」

12.(論文掲載料)論文掲載が決まった投稿者は掲載料として一人一律3000円を負担する。


『テクスト研究』 執筆規定

2005/1/10 追加・修正
2019/6/8 追加・修正
2021/5/28 追加・修正

1.分量
投稿論文は,要旨・図表・参考文献などを含め,完成ページ数で20ページを越えないものとする.執筆要項に従っていない論文は審査の対象とならない.

2.構成
第1ページ目 題目・氏名(※日英両言語で記述)・概要.
第2ページ目から 本文・注(脚注ではなく論文末にまとめてつける)・参考文献.

3. 論文作成様式
◆使用ソフト: Microsoft WORD
◆体裁: 横書き
◆用紙: A4
◆ページ設定: 横全角40字×縦36行
◆ページ数: 偶数ページで終わることが望ましい.
◆余白: 上下左右とも30mm
◆フォント: 和文MSP明朝,欧文・数字Century
◆右端処理: ジャスティフィケーションを行い,行の左右両端を揃える.
◆ポイント: 全て10.5ポイント
◆ページ構成: 第1ページには表題・氏名・概要が入る.本文は第2ページ目から始まる(1ページ目の体裁については編集委員会で統一する).
◆句読点: 和文論文の場合は全角の「,」「.」とし,欧文は半角の「,」「.」とする.
◆注釈: 論文の末尾にまとめてつける.Wordの脚注挿入機能は使用禁止とする.本文中の当該箇所に半角上付き数字で連番を入れ,論文末尾に「注」と書き,そこに対応した数字と注釈内容を書き込む.句読点がある場合は,句読点の右側に半角上付き数字で連番を入れる.注釈内容が2行以上にわたる場合は,2行目以降を左から全角1スペース空けて書く.Wordの「段落」設定の「ぶら下げ」機能を使い,幅を1字に設定することが望ましい.また,注の中でも4行以上にわたる引用をする際にはブロック引用にすることが望ましい.日本語のブロック引用は左から全角2スペースを空けること.欧文のブロック引用は左から半角5スペースを空けること.
◆見出し: 1. はじめに,2.・・・ などとする(※必ず小見出し内容をつけることとし,数字だけの小見出しは使用しない).下位区分を設ける場合は1-1. ・・・,1-1-1. ・・・ などとする.見出し行は左寄せとし,フォントサイズ変更・太字化・センタリングなどを行わない.
◆引用: 引用部のページ数は本文内の該当箇所に書く.その書き方は,当該分野の標準形式に従うこと.
◆参考文献リスト: 当該分野の標準形式に従うこと.書誌情報が2行以上に渡る場合,2行目以降を左から半角3スペース空けて書く.Wordの「段落」設定の「ぶら下げ」機能を使い,幅を1.5字に設定することが望ましい.
◆準拠した形式: 査読ならびに編集の都合上,投稿論文の末尾(参考文献の後)に,論文執筆の際に準拠した形式を明記すること(例:本論の書式はMLA第8版に依拠した).論文掲載時には同文言は削除する.

4.言語とネイティブチェック
論文の使用言語は日本語もしくは英語とする.執筆言語が母語でない場合は,事前に母語話者によるチェックを受けること.査読委員は英語のチェックは行わない.

5.概要
論文が英語の場合は日本語の,日本語の場合は英語の要約をそれぞれ本文前に記述すること.分量は1ページの3分の1を超えない程度とする.1行目中央に, 日本語の場合は「概要」, 英語の場合は “Abstract” と記し, 2行目から, 日本語の場合は全角1スペース,英文の場合は半角5スペースを空けて書き始めること.また,パラグラフが変わるたびに同様のスペースを空けること.

6.投稿方法
9月末日必着で学会事務局宛に電子メールで添付ファイルとして送付.締切りに遅れた論文は当該号の審査対象とはしない.メール本体には氏名・所属・現住所・自宅電話番号・メールアドレスなどを明記すること.(投稿論文を受理次第,返信を差し上げます.投稿後,3日経過しても返信が届かない場合は,事務局かウェブサイト管理者までご一報ください.)

7.修正原稿の送付
査読の結果「修正付採用」となった論文は,学会事務局の定める日を必着とし,学会事務局宛に電子メールで添付ファイルとして送付.締切に遅れた論文は当該号には掲載しない.

8.電子版原稿におけるフォントの問題について
投稿論文は編集委員会がWORDファイルからPDFに変換して電子版として公開する.編集委員会は,標準的手法によってPDF化を行うが,特殊フォント・図版などの完全な再現性については責任を負わない.

9.掲載料
3,000円

10.抜刷など
本紀要は印刷版・電子版の両媒体で発行されるため,投稿者に,印刷版冊子や抜き刷りなどの供与は行わない.必要に応じてウェブよりダウンロード・印刷すること.

上記の執筆規定に基づくテンプレ―トは、こちらからダウンロードすることができます。


『テクスト研究』 FAQ集

2022/4/9 追加・修正

Q1 どうして紀要を作るのですか?
A1 若手研究者(院生)をはじめとする会員の皆様に広く論文発表の場を提供することが紀要刊行の主な目的です。

Q2 論文審査はありますか?
A2 全ての投稿論文は編集委員会で審査し、合格したもののみを掲載します。

Q3 審査体制はどうなっていますか?
A3 必要に応じて、紀要の企画全体に助言を与える「編集顧問」(常任・若干名)、投稿論文を細かく査読する「査読委員」(1年交代・若干名)、編集作業と採否の最終決定を行う「編集委員」(2年任期・若干名)の3段構えの審査体制をとり、学術的水準の確保を目指しています。1本の論文につき3人の査読委員がつき、それぞれが観点別に評点を出します。3人の査読委員の合計評点に基づき採否が決定されます。

Q4 審査についての基本的な考え方はどうですか?
A4 若手研究者はじめ会員諸氏の研究奨励が紀要発行の基本精神です。投稿論文については安易に rejectするのではなく、詳細な査読意見・修正意見をつけ、修正していただくことを通して論文の質を高めていただくことが基本的な方針です。ただし、最終的な採用は編集委員会の決定によります。

Q5 電子紀要とはなんですか?
A5 論文原稿の全体をインターネット上に公開するものです。インターネットを通じて、世界中どこででも誰にでも論文を読んでもらえます。また必要に応じて印刷することも可能です。本紀要は、一定部数の印刷版を作成しますが、主体は電子媒体での公開となります。

Q6  本紀要はなぜ主として電子媒体で公刊されるのでしょうか?
A6 近年、学術論文の電子媒体での公開が増えています(いわゆる電子紀要,online journalなど)。電子媒体での紀要発行は下記のメリットを持ちます。
 1)経費削減(※出版にかかる費用が大幅に削減できます)
 2)読者増加(※インターネットを通じて、圧倒的多数の読者に読んでもらえます。これにより、今後文系でも重視される可能性の高い「インパクト・ファクター(引用度指数)」などにもあらかじめ対応できます)

Q7 インターネットに公開されると剽窃されたりするのではないですか?
A7 インターネットに公開されている通常の文書(htmlファイル)は、コピー&ペーストなどで容易に再利用される恐れがあります。そこで本紀要は、Adobe社のpdf(portable document file)形式での公開とし、「内容抽出不可」のセキュリティコードをつけて公開します。これにより、利用者は、オンラインやオフラインでの閲覧、プリンタを使っての印刷はできますが、内容を他の電子文書にコピー&ペーストすることは出来なくなります。

Q8 インターネットに公開されたくないのですが・・・?
A8 本紀要は、印刷版と電子版を同時に刊行します。本紀要への投稿論文は、すべて印刷版・電子版両方で公開されます。事前にご了承ください。

Q9 インターネットに公開された論文を読んだり印刷したりするにはどんな準備が必要ですか?
A9 インターネット・プリンタに接続したコンピュータなら、自宅のものでも職場のものでもどれでも閲覧・印刷が可能です。特別の用意などは一切不要です。pdfファイルを読むためのソフト(Acrobat Reader)は最近のパソコンにはすでにインストールされていますが、万が一入っていない場合でも、無料でダウンロードしてインストールすることが出来ます。

Q10 コンピュータに詳しくないのですが・・・?
A10 原稿は原則としてMicrosoft社のWordでご作成ください。Wordファイルから pdfファイルへの変換、ファイルのセキュリティ設定、オンラインサイトへのアップロード作業などは原則として編集委員会が行いますので、技術的なご心配はご不要です。

Q11 本紀要は正式な出版物として認められるのでしょうか?
A11 本紀要はISSNを取得し、一定部数の印刷版を国立国会図書館に納入します。したがって、通常の大学紀要・学会研究紀要と同じ位置づけです。

Q12 本紀要は業績としてカウントされるのでしょうか?
A12 本紀要はレフリーつきの公式の学術出版物です。また学界の権威の先生方が編集顧問や査読委員を担当されます。したがって、本紀要での発表論文は、学位論文の提出要件審査や業績審査などにおいて、学術業績として高く評価されるものと思われます。

Q13 審査に合格して採用が決まった場合、負担金はどの程度必要ですか?
A13 一律3000円を予定しています。この費用は、国立国会図書館納入用の印刷版作成費やサイト管理費などに充当されます。電子媒体を主としているため、他学会の紀要投稿費に比べて大幅に負担が軽減されています。これは若手研究者の研究成果促進を念頭においています。

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『テクスト研究』について
 お問合せ先
  テクスト研究学会事務局
  吉村 耕治(関西外大)
  e-mail: textstudies1[at mark]2525.zaq.jp
  ※スパム防止のために、アドレスを一部変えて表記しています。
   お手数ですが、[at mark]の部分を@に変えてください。

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